「大学の怪談」第三幕・紅葉(秋)

標準

◎ 紅葉 ◎

 秋の雨の降っている日々は相次いで経た。淋しい時間で、段々難しくなってきた勉強から離れ、ザーザーと窓を刺したりする雨を聞きながら寝る思慕も強まっている。私だけではなく、他の学生も疲れていると見える。連続殺人事件で不景気になったからなのか、ライバルが経たから熱心も弱まったからのなか分かれない。千里さんと会うことを続け、一週間で二三回も彼女と話をする。差の話の大体は事件と繋がっている。
 「お茶いかがなの?」と千里さんは聞く。眠ってしまうところだった私は「いただきます。」と笑って、言う。
 「先生のテーブルの後ろに薬缶や茶碗あるわ。美味しそな匂いしまっせ。」と千里さんは言う。私は驚いて、行ってみる。確かにお茶がある。
 「召し上がれ。」と言われ、私は茶碗にお茶を入れる。いかにも美味しそうなお茶だ。注がれるお茶は快い湯気を立てる。
 「ありがとうございます。千里さんが作ってくれたんですか?」
 「いいえ。あてはお茶作れへんし、飲めへん…匂い嗅げるだけ。」
 「私以外誰かが千里さんと会いに来るというわけで科?」
 「ええ。一人だけ。あちらも常にここ来はるで。優しい人や。いろいろ話さはる。」
 「その人はお茶を作ることが上手いですよね。」
 「でしょう…」
 「もしかしてその人は…」と私は聞きかけるが、続きはどうやって言えば知らず、黙っている。
 「その人の秘密はその人の秘密やがな…いづれ知るべきものは全て分かるで。」
 「その時は遅いかも知れません。」
 「アイディン…人殺しはそちらに非常に近い…」
 私は家に帰りながら、千里さんの言ったことに考えた。答えはとても近くてとても遠い。彼女を守るため、彼女に近づくべきなのか?それとも彼女を離れるべきなのか?
 試験の二十日前、とうとう嘘の安全状態が壊れ、学生が一人命を落とし、私のライバルも一人減った。今度の事件は今までのとかなり違う。殺人だと言えるかどうかも、人によることだ。被害者の男の子は私たちの目の前に大学の陸屋根から跳び、地面にぶつかり死んだ。大学も遂に五日閉館になれ、千里さんとも話せなかった。五日後大学に来ると、まだパニック状態だった。今までの被害者は全員私たちの同級生だったじゃないと皆自分で聞く、次は私かもしれないと思う。千里さんが宿る講堂での授業で、彼女の顔を見た。まるでその相応しさは悩みなどの感じを¬表せない。後ろの例目に刑事の方々が座り、私たちを察する。その視線を感じる。彼らの猛スピードで書く音が聞こえる。
 授業が終わると宿題をしに講堂に残るフリをして、千里さんと話せる適当な時間を待っている。でも後ろに座っている刑事の一人も講堂に残り、私を睨んでいるそうだ。私を守るのか、疑うのか分からんが、とにかく千里さんと話せないわけだ。
 教科書などを鞄に入れ、講堂を出るとしているとき、「非常階段を使い夕暮れ来い…」と千里さんは私の耳に囁く。
 次の授業が終わると、日が暮れるままで、空は赤い。私は非常階段を使い、千里さんの講堂に行く。見るとこの階段にもカメラがある。別にこの階段を使うことは反則じゃないが、なぜ千里さんはこの階段を使うと言ったかな。講堂に着くと、彼女は講堂を出るところだ。私を見て、挨拶するように微笑む。では千里さんと会うもう一人の学生は彼女だったな。そして…私が飲んだお茶は、彼女が作ってくれたお茶だった。その辺に妙に誰もいない。警察はカメラに映った私が見えなかったかな。
 「おはようございます。」と講堂に入り、挨拶する。
 「おはよさん。元気そやのう…」と千里さんは返事する。
 「千里さん、非常階段にもカメラがあったじゃないですか。」
 「ええ、でもそのカメラはあてあやつるカメラの一つどっせ。」
 私は安心して、彼女を見たことを表せず、一時間ぐらいも千里さんと話をした。帰ることにしたとき、空はもう真っ暗だった。
 「アイディン…明日の日も暮れると、一が決められ、全ては終わる…」
 「え?」と私はびっくりする。
 「来るか?」と津里さんは静かに聞く。
 私は数分も何も言わずに、千里さんが立っていると思う場所を眺める。そして、「来ますよ。」と決断する。試験は二日後だ。
 翌日授業に出ると変わったことなどがない。千里さんの予言によると今晩一が決められる。というわけで、彼女も、残っているライバル、あの窓のそばに座っている子も今晩起こる事件に巻き込まれる。私は一の位置を彼女に譲る覚悟があり、殺される覚悟もある。でも、一になれるのは私たち二人だけではなく、もう一人の人もいる。その人は彼女を狙っては許せない。でももし、狙う猛獣は私子こそなら、今晩彼女は私の手に殺される可能性も思われるじゃない。決め難い状況だが、私は今晩事実と出会うつもりだ。
 午後の授業には彼女は出ない。あの窓のそばに座っている子もいない。でも怪しくない。彼らはこの授業を選んでいないからだ。午後の授業も終わると、私は図書館に行き、二三時間も待って、本を読む。そして、その嫌な本をようやく終わる。図書館の閉館になり、私は鞄を取って、千里さんの講堂に向かう。非常階段を選んで使うが、そうしなくても大丈夫だろう。警察も運命に逆らわない。私たちの運命は私たちの手に決められるはずだ。講堂に着くと、迷わず、どんと入る。
 先生のテーブルの後ろに座っている彼女はお茶を奇麗な茶碗に注ぎ、前に押す。私のお茶だ。千里さんもどこかにいるはずだ。窓のそばに座っている子もここに来るはずだ。彼女は私を見て、静かでやさしく微笑む。

続く…

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