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私と同じく、タブリーズ生まれのパルブィズ・ナテル=カンラリ博士の超有名な詩

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鷲、胸が詰まった

なぜなら若さは去っていった

お仕舞いが見えてきて

日々が暮れて行って

命を見限らなければ

黄泉の国へ行かなければ

何とかすると決めたんだ

薬とか見つけるんだ

或る朝日、その為に

飛んで乗り、軽い風に

放牧に原に行く群れ

俄かに慌て、恐怖で溢れ

愁い顔の牧師も怖がり

子羊を救いに走り

ウズラはロシアアザミに忍び

捩れ、穴に逃げ込んだ蛇

止まって、見てやった鹿も逃げたんだ

原に塵の線を描いたんだ

しかし猟師は別のつもりがあった

そういう訳で狩猟を放っといた

死を対するのは難いだろう

生きているものを逃してやろう

狩猟は毎日も手に入る

例外は猟師はいない日である

その広い原にある巣

その持ち主は見苦しい烏

餓鬼に石で何度も殴られ

百万の危険に逃げられ

無数の年も生きてきて

腹が腐肉や泥に満ちていて

上に飛んでる鷲が見えて

急いで、地の方へ飛んでいって

わしを見たくないお主よ

今日はお主に用があるよ

悩みがあるが、解決したら

お主の言うこと、全てするから

僕らは陛下の奴隷だよ

死ぬまでも陛下の崇拝者よ

僕は準備がいい、命令は?

命も上げる、陛下と比べて命は?

陛下の役に立てると、嬉しい

命のことを考えたら、恥ずかしい

こんなに甘言を言ったが、胸に

別のことを考えて、密かに

今はこの耐え難いやろう

頼りたいから、情けないだろう

けど、つい怒ったら、すぐに

僕を喰っちゃう、迷わずに

友情には基礎がないと

しっかり注意しないと

こう胸に考えた

飛んで枝に座った

言い始めた、嘆かわしい鷲は

わしの寿命は、水に浮いてる泡

確かにわしの羽、身軽だぜ

だがよ、時間の方、速いだぜ

わしは快速にどんな地も越えてきた

時に快速に越えられた

生きる欲に、限りがない

なのに、死が訪ね、仕方がない

わしは華美、華麗、立派なの

じゃなぜ寿命が儚いの

歪んだ粋のない君

何だ、寿の巧み

父も君より生きなかった

黄泉の国へ行ってしまった

しかし死ぬとき

君が枝に止まったとき

わしに悔しそうに言って

あれは賤しい烏だって

わしの鷲生も終わる

が、君若きである

この長生きの秘密は

教えてくれんか、そいつは

こんなことを悩んで、と烏は答え

僕は教えるんで、そうすると誓え

鷲の寿命は足りない

鷲こそのせいじゃない?

ずっと空を飛んで

それはいったい何で?

親父三千年生きて

智恵を手に入れて

何度も言ったことがあるんだ

風には利点が多いんだ

土に吹く風

有害なんかないぜ

土を離れば離れるほど

風にあるのは危険など

そしてあの天頂に

死がある、当然に

だから烏は下等だ

長生きは恩賞だ

もう一つの秘密はね

死肉を喰らうことだね

死肉や腐肉は薬である

陛下の病みや悩みを治る

立ち上がり、定めを受けろ

狩猟を天頂に探すのを止めろ

煙突は大変安全な場所

溝渠際よりもいいでしょう

便利なことばかり知ってる僕には

どんな裏道もよく知ってる僕には

ある庭に家があるんだ

その辺にいい所があるんだ

素敵な御馳走もある

食べ物は何でもある

烏が言っていたのは

ゴミ場所があった庭

遠くまで糞の匂いがして

蠅で溢れている所であって

大変忌まわしかった

見たら、目が痒かった

二人はあそこに辿り

烏は御馳走を見遣り

こんな盛んな御馳走は陛下に

相応しいから遠慮せずに

と烏は言った

貧乏じゃなくて良かった

そう言って食い始める

鷲にも教える

天頂に暮らしてきて

そよ風に呼吸していて

雲を翼の下に見た鷲は

全ての動物を支配した鷲は

キジやウズラの胸さ

暖かいまま彼の餌

今はこんなゴミ場所にいるんだ

カラスから物事を教わるんだ

腐肉の匂いが苦しかった

衰えるところだった

胸が詰まって忌まわしくて

目眩がして、目を閉じて

あの天頂にあるものを覚えている

あったのは愛と誇りである

あさこは自由や栄しかなかった

爽やかな風しか吹いていなかった

目を開いて、周りを見回した

あんなものは周りになかった

あったのは賤しさ

恐怖で忌まわしさ

翼を開いて、立ち上がった

相手に失礼と言った

いつまでもこれを自慢して

腐肉召し上がって、長生きして

わしには相応しくないんだ

これは君に似てるんだ

天頂に死ぬしかあるまい

わしは腐肉に生きることはできない

そう言って、空の王は飛んだ

烏は驚いて、眩しそうに見送ったんだ

もっともっと上に上がり

空と一緒になり

やや紅の空にひとつの点があった

そしてそれも無くなり、もう何もなかった

パルブィズ・ナテル=カンラリ

 

 

 

 

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